石油機器技術管理講習について
石油機器技術管理講習
石油ストーブ、石油ふろがまなど液体燃料を使用する石油燃焼機器の点検・整備や設置工事に従事する方は、必要な知識及び技能を習得することが宇部・山陽小野田火災予防条例によって義務づけられています。そのため、点検・整備を行うことのできる「必要な知識及び技能を有する者として消防長が指定するもの」として認定されている「石油機器技術管理士」の資格を取得するには、一般財団法人 日本石油燃焼機器保守協会が実施する2日間の「石油機器技術管理講習」を受講し、「認定試験」に合格する必要があります。
資格者が、点検整備等を行うことにより、石油機器による火災等の発生は以前に比べ大幅に減少しています。しかし、近年石油機器等の需要が減少しているとはいえ、毎年270~300万台の石油ファンヒーター、石油ストーブ等が出荷されており、既存のものを併せるとかなりの累計台数が使用されていることになり、これらの機器の点検管理等が適切になされないと石油燃焼機器が出火原因となるリスクは依然として高いといえます。
また、石油燃焼機器の技術革新により、年々その種類及び構造が複雑多様化していることから、これに十分対応できるようより高度で専門的な知識及び技能を習得する必要があります。このため講習を修了した方は、5年以内ごとに再講習を受講する必要がありますので注意してください。
石油燃焼機器の点検・整備業務に従事し、またはこれから従事しようとする資格未取得の方がおられましたら、火災予防の観点から条例違反とならないよう、是非とも受講・受験をお願いします。
詳細につきましては、一般財団法人 日本石油燃焼機器保守協会のホームページをご参照ください。
お問い合わせ
組織名称:宇部・山陽小野田消防局 予防課 調査指導係
所在地:〒755-0027 山口県宇部市港町二丁目3番30号
電話番号:0836-21-7699