トップページ> 火災予防 > 火災予防 > 感震ブレーカーを設置しましょう
各課のお問い合わせ
採用試験
救急病院
住宅用火災警報器の維持・管理
申請書ダウンロード
キッズページ
電子メール申請
消防組合について
統計・情報公開
宇部・山陽小野田消防組合例規集

感震ブレーカーを設置しましょう

感震ブレーカーとは

 感震ブレーカーとは、地震発生時に、あらかじめ設定した震度以上の揺れを感知した場合、ブレーカーやコンセントの電気を自動で止める器具です。

 地震発生後の主な火災発生原因として、電気が復旧した際に、倒れた家具等によって断線したコードからの出火や地震によって衣類などの可燃物が電気ストーブに接触して出火する「通電火災」が挙げられます。

 阪神淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震で地震後に発生した火災の大半は電気関係からの出火と言われています。

 感震ブレーカーは、大きな地震が発生した際、外出中や緊急で避難をする必要がある時など、ブレーカーを落としたり、コンセントを抜くことが難しい状況において通電火災を防止する有効な手段になります。

 「地震による電気火災対策を!」(PDF:461KB)

感震ブレーカーの種類

 感震ブレーカーの種類は、大きく分けて3つに分類されます。

1.分電盤タイプ

 分電盤に設定した震度以上の揺れを感知すると電気を遮断する機能がついており、基本的に全ての電気が遮断されるもの

2.コンセントタイプ

 コンセントに差し込む若しくは既存のコンセントと取り換えて埋め込むことにより、コンセントの電気が遮断されるもの

3.簡易タイプ

 ブレーカーに直接重り等を設置することで、地震により重りが落下してブレーカーを落とし電気を遮断するもの

 感震ブレーカーの種類(PDF:648KB)

設置する際の注意点

・分電盤タイプ等の家庭内全ての電気を遮断するものを設置する際、医療機器等を設置されている場合において影響が考えられることから、日頃から停電時に対応できるようバッテリー等を備えてください。

・夜間に地震が発生し、感震ブレーカーが作動した場合、避難をする際の照明の確保が困難となるため、停電時でも作動する足元灯や懐中電灯等の照明器具の準備をしてください。

・購入、設置にあっては、お住まいの環境に適したものをお選びください。

・分電盤タイプ等の電気工事が必要なものについては、お近くの電気工事店にご相談ください。

令和7年度健康・省エネ住宅リフォーム助成事業について

 宇部市では、令和7年度健康・省エネ住宅リフォーム助成事業の補助対象工事において、「感震機能付きの分電盤取替工事」が新たに追加されていますので、是非ご利用ください。

お問い合わせ

組織名称:宇部・山陽小野田消防局 予防課 調査指導係

所在地:〒755-0027 山口県宇部市港町二丁目3番30号

電話番号:0836-21-7699